概要 |
1978年の第1回国連軍縮特別総会において、特に開発途上国における軍縮専門家育成のためのプログラムとして設置が決定。1979年以降毎年実施され、軍縮に携わる各国の中堅外交官や国防省関係者等が参加し、軍縮・不拡散に関係のある国際機関、研究施設や関係国を訪問して見識を深めている。 |
実施時期 |
毎年8月後半~10月中旬(約2ヶ月) |
2012年の訪問地 |
ジュネーブ(UNOG)、ウィーン(IAEA)、独、ハーグ(OPCW)、中国、我が国、ニューヨーク(UN) |
我が国との関係 |
我が国は、1982年の第2回国連軍縮特別総会において、プログラム参加者の広島及び長崎への招待を提案し、翌1983年以来、毎年約30名の各国若手外交官等を我が国政府の経費負担により本邦に招待している。 2013年には、従来の広島・長崎訪問に加え、NPO「日本地雷処理を支援する会(JMAS)」を訪問し、海外での地雷除去支援活動について紹介を受けるとともに、気象庁における地震観測・津波警報システムの見学等、日本の技術と取り組みについての視察を行った。フェローシップ・プログラムでの日本招待は、2013年で31回目を迎え、これまでに811名の参加者の訪日が実現した。
現在、世界の軍縮外交の第一線で活躍する各国外交官の中には本プログラム出身者も少なくなく、その多くが広島・長崎訪問に非常に感銘を受けたと述べている。 |
![]() |
|
Copyright(C): 2012 Délégation du Japon à la Conférence du Désarmement |